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STAUT TSS511XUL–STを解説!

2022-12-21 19:52:35

 個人ブログでは中々詳しくご紹介できていなかったTEX STAUTシリーズのロッド。

 

 初回にラインナップされている5機種は、動画やSNSではご紹介させて頂きましたがブログで本日から5機種連続で、開発秘話なんかも踏まえて今回はご紹介して行きたいと思います。

 

 まず1番手はTSS511 XUL–STから。(以下511)

 

 

 桧原湖、房総リザーバー、七色、富士五湖と至るフィールドでチェック。

 度々ブログやSNSでもスモールレイクやリザーバーでの釣行でご紹介させて頂いた511。

 

 恐らくロッドテストや湖上で使用した時間という意味で、初回モデルの中ではNO1.2くらい時間の掛かった&量産GO発注のラストまで頭を悩ませたナンバーのロッドです。それくらい、完成度の高いラスト2択くらいまで最終サンプルは2択のどちらかを製品版にするか悩みました。

 

 大々的な511のコンセプトとしては、

 

○スモールマウスやリザーバーでの1.3〜2.7グラム程度までのダウンショットやジグヘッド、 3インチ前後のネコリグ

 具体的には、サンスンや1-2インチクラスのダウンショットやマイクロクローラー4、ライン3等3ー4インチクラスのジグヘッドやスワンプミニサイズのネコリグ等。

○リザーバー等でPE0.2〜0.4号前後を使用したライトリグやサイト用

 リザーバーでは、スワンプミニ、サイコロラバーサイズのサイトフィッシングや立木周りの3インチ前後のライトリグやライク2.5インチサイズのノーシンカー等

 

主なコンセプトとしては、上記の様なパターンで使いたいなと構想がありスタート。

 

 2021年はコロナでトーナメントも開催されない中、夏前〜秋まで桧原湖に篭ってひたすらガイドとテストブランクのセッティング出しをしながら、毎日民宿に帰ってはセッティングを変えて翌日も湖上でテストする毎日が続いていました。

 

 途中、コロナの影響で全くサンプルが届かなかったり、使用するガイドの種類によっては納期未定等、度々起こる納期の読めなくなったりする問題に頭を悩ませながら自分の中で「ラスト2パターン」のどちらかが製品化という所まで2022年春に辿り着きます。

 

 ラスト2パターンというのが

 ○前者はマイルドなテーパーでバットまでしっかり曲がるものの、桧原湖で使用するには最高なのですが七色や房総リザーバーで使用して、ビッグバスをファイトするとパワー不足を感じるブランク。

 ○後者は、ファストテーパーながらベリー〜バットはULクラスに近いパワー感でPEでの使用感も立木周りや遠浅のリザーバーの上流域で使用してもそれなりに無理の効くセッティングのブランク。

 

 前者をスモールマウスやマイクロベイトスペシャルとして出す事ももちろん考えましたが、自分自身が全国各地で使用するXULとしては後者のブランクの方がいい選択だと感じ後者のブランクをベースにガイドセッティングを完成させて販売、リリースする事に。

 

今年のTOP50の桧原湖戦には、セッティングも完璧に出て夏から完成品版のサンプルで釣り込めていたので完成されたタックルセッティングで戦えました。

 とはいえ、前者のブランクもテストやトーナメント含めると桧原湖で数百匹レベルで釣ったのですが、かなり使用感は良く更にショートレングスにしてスモールスペシャルとしてデビューする日ももしかしたら来るかもしれません。

 

 テスト中は悩みに悩んだ511ですが、やれるべきテストはやりきってのリリースとなるのでスモールマウスレイクやリザーバーでのディープフィッシング、PEでのサイトやライトリグには自信を持ってオススメ出来るナンバーとなっていますのでよろしくお願い致します。スペック詳細や関連動画は下記リンクよりご覧下さい。

 

○TSS511XUL-ST解説動画

 

○テーパー感やパワー感の分かるインスタグラムでのファイトシーン動画

 

○STAUTシリーズ全機種解説動画

 

○TEX HP TSS511XUL–ST解説ページ 

 

◎全長1.80m

標準自重 84g

パワー エクストラウルトラライト

グリップ長 190mm

継数 1本

適合ルアー 1-5g

適合ライン2-4lb PE0.2-0.6号

メーカー希望小売価格 税抜¥48,000(税込¥52,800)

JAN 4595120617239 

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2021年 TEX本年より始動します。

2021-02-05 20:59:14

 年が明けて少し時間は経ってしまいましたが、2021年から、自身初のブランドスタートする事となりました。

 名前は、『TEX』という名前です。具体的には、ロッドを主体としたルアーやグッズ類の販売を行う予定です。



 少し、ブランドを設立するにあたる事情や、経緯も書いていきますので少しお付き合いください。

 名前の由来は、造語なのですが私自身のこれまでの釣りのノウハウを詰め込んだ最高傑作を作りたい…という思いから、イニシャルがT.Hなのでイニシャルの『T』と特別なという意味を持つEXTRAの『EX』。

T.Hayano’s Extra Products という意味を込めて、『TEX』という名前となります。

 2017年に、山梨から茨城へ引っ越そうと決意し3年トーナメントに集中した後は、メーカーの中での運営にしろ、自身での運営にしろ自分のブランドをやる事は、明確に決めて緊張感を持って今まで活動してきました。
 


 もちろん、それと並行して各スポンサーにも交渉する時間はありましたが、中々メーカー内でのプロ1人のブランドをやるという事が、私自身の力不足もありますが中々難しい時代だという事もあり自分自身で運営する形で2021年からスタートする運びとなりました。

 今後のプロ人生は自身のブランドのロッドのみを使っていく覚悟と決意でスタートする次第です。

といってもある程度、ラインナップが揃うまでは年数を要するので色々勉強しながらチャレンジが続く数年となりそうです。

 ロッドの発売は、予定から遅れ2022年の2月〜3月となりそうですが、その分しっかり作り込んでの発売となりますので、かなり先のスケジュールとなりますが楽しみにして頂ければ幸いです。

 また今後出てくる製品名は、また違った名前となりますので今後タイミングを見てご報告させて頂ければと思いますのでよろしくお願い致します。
 

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