早野剛史 オフィシャルブログ

TOP50開幕戦 七色ダム ゲーリーインターナショナルCUP

2023-04-20 07:09:38

  TOP50開幕戦後、取材やJB霞ヶ浦シリーズも重なりバタバタな日々を過ごしておりましたが、2023年のTOP50開幕戦を振り返っていきたいと思います。

前回の2019年開催の春の七色ダム戦は桜が満開の中開催でしたが、・・・・

 まず今年の七色戦では、例年の春の七色ダム戦と違い【季節感】が大きく異なりました。例年だと桜が満開前後のタイミングでの開催だったのが、全国的に桜の開花も早く七色の試合直前のプラクティス時で既に桜が散り気味の状態。約1潮・・・ 半月ほど季節感の進行が早い印象で現地に到着。

 

 試合直前に至っては、ほぼ葉桜になっている状態での季節の進行具体でした。

 水温も14度を安定して上回っており、魚のコンディションも『春のスポーニング』ドストライクのタイミングに差し掛かっている状態。

 

 とはいえ、ベイトに対してフィーディングしている個体もいるし、沖の立木にサスペンドしているビッグサイズもいるし・・・といった状態で、まだまだこれから春本番に突入するという状態でのトーナメントとなりました。

 

 今シーズンより大きなルール変更として、試合の約一ヶ月前から練習禁止期間となり、試合前日1日を除く5日間が試合直前に練習出来るルールへ変更されました。

 

 5日間のプラクティスでは、幾つかのパターンを見出していました。

 

◎各バックウォーター、バンクのサイトフィッシング。サイズはマチマチ

 サイズ感⇨ミニマム〜3キロクラスまで。

 

◎立木、カバーでのパワーフィネス。満水だとバンク寄りと沖の立木。減水すると沖の立木メインのイメージ。

 サイズ感⇨MAX2キロクラス程度

 

◎稚鮎をスクールでフィーディングしている個体。 

 サイズ感⇨800〜MAX1500グラム程度

 

◎下流のバンクで数が釣れるエビを捕食しているブラインドのネコリグ等のパターン。

 サイズ感⇨MAX6,700グラムクラス

 

◎ローライト下での、ステルススイマーでのスイムベイトパターン。

 サイズ感⇨700〜2キロクラスまで 

 

 といった幾つかのパターンで試合を組む事に。

練習では七色の天才バスも、ステルススイマーには猛烈バイト。改めて、超クリアウォーター下で育った七色バスに対してフックが無いというコンフィデンスを感じました。

 

 DAY1

 

  初日は、大雨予報でスタート。

 

 フライトもかなり悪くサイトエリアに突入するには中々厳しそうという事と、ローライトから終日雨が降るコンディションという事で、稚鮎のフィーディングエリアからスタート。

 

 ローライト、雨と言う事と時折タイミング次第では、ナブラの様にMAX1500クラスの個体までがボイルしている時も練習で見掛けたので朝のタイミングさえ捉えれれば1時間程度で4、5キロキャッチする事も出来るという読みからでした。

 

 フライト遅くが心配でしたが、案の定、朝一からボイルラッシュが止まらずエリア近隣でボイル多発。かなりルアーにシビアな天才ばかりなんですが、ヴィローラマイクロ、フィッシュローラーマイクロをホバスト、I字引きで使い分けて5バイト3フィッシュ。

 

 バイト数の割に、雨の為魚のテンションが高すぎてルアーを弾くケースが多かったのが誤算でした。

 

 そこから立木やその他のフィーディングエリアを回って、ステルススイマーで入れ替えて初日は4キロちょっとで13位スタート。

 

1500オーバーのキッカーが入らなかったのが手痛かった。

 

 DAY2

 

 2日目も、フィーディングエリアから入るものの、雨も上がり冷え込んだ事、プレッシャーも重なり2日目は大苦戦。。。

 

朝2時間で、可愛いキーパー1本のみと立木のフィーティングパターンを終息に向かっている事を感じ、30分弱だけネコリグキーパーパターンでリミットを揃えて、「日が高くなった午後のタイミングから良くなるバンクのシェードパターン」に移行。

 

 午後からのパターンを、何とか捉えてビッグは入らなかったものの2キロちょっとまでウエイトを伸ばして21位で予選通過。

 フィーディング系や立木がパワーダウンした事を感じながらもサイトにガラッと切り替えれなかった事が、ウエイトを中々伸ばせない要因になり反省な2日目でした。

 

 DAY3

 

 最終日は、30人まで人数が減る事で再度フィーディングエリアが復活する事を以前の七色戦で感じていたので、朝は爆発力のあるフィーディング系を様子見でスタート。

 

 案の定、晴れて風も無いながら、朝からスクールがボイル、フィーディングしていてフィッシュローラーマイクロのマイクロホバストを主体にキロフィッシュを何とか朝キャッチ。

 

 その後がかなりキツい展開ながら、やはりサイズを狙わないとウエイトアップしづらい七色ダム。

 

 立木やバンクのシェードに狙いを定めて、プロトの64L + のボツサンプルにバットがMパワー、ティップはLクラスなサンプルがあったんですが、そのロッドが立木のパワーフィネスにベストマッチな感じで活躍してくれて立木絡みでキロフィッシュとキーパーを追加して3本2300グラムちょっとで最終日はフィニッシュ。

 

 途中、2連続で立木にビッグフィッシュを巻かれてしまい手痛い最終日の展開に。

 

 強気に攻めた結果、リミットメイクすら出来ない非常に気難しい最終日でした。

 

 最終成績は、22位でフィニッシュ。

 

 昨年の遠賀川で年間ポイント5点スタートに比べるとまだ良いものの、今年は何とか22位から這い上がって行きたいと思います。

 

○ヴィローラマイクロ

ロッド TSS511XUL–ST

リール ヴァンキッシュ2500S

ライン PE EGI ULT HS8 0.3号 リーダーVハード1号、シューター3ポンド、3.5ポンド


 

○フィッシュローラーマイクロ ホバスト

ロッド TSS511XUL–ST ホバストセッティング

リール ヴァンキッシュ2500S

ライン PE0.3号 リーダーVハード1号、シューター3.5ポンド


○スワンプミニ ネコリグ

ロッド TSS511XUL–ST

リール ヴァンキッシュ2500S

ライン FCスナイパー3ポンド

ルアー スワンプミニ1.3グラム

フック フィネスワッキーガード 6番
 

○パワーフィネス

ロッド プロトMクラス

リール ヴァンキッシュ2500HGS

ライン キャストアウェイ0.8号+Vハード2.5号&キャストアウェイ1.5号+Vハード3.5号

ルアー HP3Dワッキー 5インチ、4インチ

○ステルススイマー

ロッド プロト67MH

リール メタニウムMGL HG

ライン FCスナイパー16ポンド


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