2021年シーズンラストマッチ TOP50第2戦 弥栄ダム戦を振り返る
コロナウイルスの影響で延期となっていました、本来6月開催予定だった第2戦 東レソラロームCUPが11月1、 2、3日に開催されました。
実質今シーズンのラストマッチ。第3戦の北浦戦、七色ダム戦で25位前後の順位を叩き出してしまい年間ランキング8位で今シーズンラストマッチへ臨みました。
エレキ戦という事で、広島への道中に大阪にあるエレキの修理屋さんでエレキ戦用のボートをピックアップ。仕事でボート関係を準備する時間が無かったので非常に助かりました。
今大会舞台となった広島県と山口県に跨る広島県弥栄ダム 。湖のメインとなる流入河川 小瀬川が県境となり形成されているダムです。
○ダムの北側から流入するメインのバックウォーターとなる小瀬川筋
○南側の山口県側からの流入河川から形成される美和筋
○中下流のクリークを含む下流域
以上の、大きく3エリアに分けれれるのが特徴のリザーバーです。
この11月開催とリザーバーの特徴から、例年にない季節感がバスのポジションを水深0ー20メートルっと非常に広いエリア、水深に散り散りになっており戦略を難しくしてしまった印象の1戦でした。
七色戦後、 2週間後の開催となった今大会で入れたプラクティスは6日間。6日間で確認できたパターン、要項、各パターンの魚のサイズ感としては
・数は少ないものの午後から浮いてくる個体をサイトで釣る、サイト、ブラインドの釣り ○サイズ500ー1500グラム
・ディープフラットや水深10ー20メートル程度までのディープレンジをライトリグ、メタル等で釣るパターン ○サイズは300ー1キロ ※8.9割が3.400グラムの個体
・立木にサスペンドする浮いている個体をライトリグやアラバマで釣るパターン ○サイズ300ー2キロまで※ビッグ率高め、難易度高め
・各クリーク、上流域でのサイト、ビッグバドパターン ○1キロー3キロクラスまで
上記したウエイトの特徴等を加味すると試合結果で、5本1200ー1500グラムの選手と3本2500グラム等とウエイト、本数がきっぱり別れたのがイメージできるかと思います。
主に、上記した4パターンの中からどういった戦略で挑むか?というのが、プラクティス6日間から得られたパターン、湖の把握度合いでした。
立木のサスペンドフィッシュは、ネコリグや 2、3インチワームのショートリーダーDSで試合前のプラクティスで、単発ながら釣れると800以上の個体が多く高いアベレージサイズを印象付けられました。
中でも、1番パンチ力があったのが上流でのビッグバドパターン。午後のタイミングを捉えると、ひと流しで3本6キロ(途中からフックを折ってバイトのみ確認)という展開もあったプラクティス中盤。久しぶりに、バド系の破壊力を肌で感じましたが、水温が20度を切るタイミングだったので試合では、終わる可能性も十分考えられるバドパターンでした。
美和エリアやディープの15メートル前後で、300グラムを5本釣る事もフライトが非常に良くない限り、1日近い時間を要する事から守りに徹する事はせずに、
・立木のサスペンドフィッシュ
・上流域やクリークでトップパターン
以上の、 2パターンを主軸に試合を展開する事に。
◎DAY1
フライトが、 2日間共に30番前後という事もあり、5本揃える事をやめて 最低2、3本で良いので2500〜3500を目指す展開に。
朝から、下流エリアの立木エリアへエントリー。
朝からポツポツと、ライブスコープで立木からルアーへ追尾、時折バイト寸前まで行くもののことどとくノーバイト。エリアか?と思い、小瀬川筋の立木エリアを転々とするもののプラクティスでは好感触だった釣り方や食わせ方の全く反応がない状態に。。
プラクティスでは、フリーリグ、ショートDS、ネコリグでポツポツ釣れている状態でした。
今振り返ると、この朝一に違和感を感じアジャスト出来なかった事が今大会の全てだったなと反省しています。要は、6日間のプラクティスで魚を探す事や大まかなパターンを掌握しただけで細かい『具合わせ』が出来ていなかったんですね。
これは第5戦の七色ダムでも、山岡さんに隣でボコボコにやられ、今大会では初日1位の藤田夏輝プロに隣で結構魚を抜かれて気付きました。
自分が、思い描いていたパターンが芯を捉えていない事を。
それから、13時過ぎまで1度立木に巻かれてミスがあったのみで完全に外している試合展開。
本当、この連戦は苦しい展開続きでした。
ようやく13時過ぎに、ライブスコープで回遊しているビッグフィッシュをDSで仕留めて、ラストの後半のプライムタイムはトップパターンに掛けましたがこちらも試合のプレッシャーと更なる冷え込みで沈黙気味で1バイトあったのみで1本1200グラムちょっとで初日は終了。
DAY 2
2日目も、挽回すべく立木系のパターン開眼を目指して色々ルアーやワームをチューニングして臨みました。選択肢としては、ディープエリアで300グラム前後の魚を釣って、守りに徹する事も出来ましたが上位を目指すにはこの時、強気の判断をするしか無かった。
この追い込まれて、何かを生み出そうとする作業がトーナメントに出る意味でもあります。
2日目も、立木の魚にルアーを見にきて見切られてを繰り返し翻弄されながらも、少しずつパターンを煮詰めたもののプレッシャーからかチャンスも減って 2日目も1本のみのウエインとなってしまい2017年シーズン振りの33位予選敗退となってしまった。
年間順位も11位までランクダウン。
今年は、北浦戦、七色戦、弥栄戦と3試合も勝負になる魚までは行き着くもののミスや突き詰め具合が甘く、結果に繋げられない試合がったのが大幅に年間順位を下げた要因になりました。
何をいっても、今シーズンは終了。コロナの影響も多く、中止や延期の多い1年でした。1シーズン応援頂き有り難うございました。
使用タックル
ビッグバドパターン
ロッド:Mクラスグラスコンポジット
リール:21カルカッタコンクエスト100
ライン:FCスナイパー14ポンド
ルアー:GBバド、ドラフトウェイカー改
立木ライトリグ DS等
ロッド:TEX プロト6.4L–ST 6.4L +–ST
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:Dブレイド0.8号 リーダー8ー10ポンド
フック:ハヤブサ DAS オフセット ベイトフィネス♯4
ハヤブサ パワーワッキーガード♯4、2
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11月霞水系ガイド募集日程
15日、16日、17日、22日、25日、26日
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