TOP50第4戦　SDG–Marine CUP 霞ヶ浦戦

　先週末の9月9日〜11日に茨城県霞ヶ浦を舞台に、TOP 50シリーズの第4戦　SDG-MarineCUPが開催されました。

　今回、霞ヶ浦戦とはいえ下流は日立利根エリアから霞ヶ浦の全域と広大なトーナメントエリアでの競技エリアとなった。

　真夏のコンディションから、徐々に水温も25度前後まで下がり夏から秋へ移行するタイミングの試合。どちら寄りの季節感でゲームを展開するかでも大きくゲーム展開が別れたトーナメントでした。

　メインパターンに組んだのは、西浦エリアをメインにした「秋」っぽいイナっ子の群れに着いて回遊しているグッドコンディションの個体。試合前の公式プラクティスではスピナーベイトのフックを折ってバイトチェックするほどパンチの効いたパターンで、唯一5〜6キロオーバーを狙えるパターンでした。

　とはいえまだまだ秋の入り口。爆発的なウエイトは出しずらいが、バックアップにエビ系のパターンを組み、石積みやシャローカバーゲームを視野にトーナメント本戦に。　

　メインパターンには、スピナーベイトの巻き展開、撃ち展開はリーダーレスダウンショットでのカバー撃ちとネコリグでの石積み展開といった展開に。

　今回、SDG  Marine CUPという事で公式プラクティスからSDG–Marine横利根ベースにて朝夕はガレージに入れさせて頂き、トーナメント人生で1番快適な環境でトーナメントに臨ませて頂きました。

　DAY1

   朝からポツポツとシャローで、PEベイトフィネスでのスモラバやリーダーレスダウンショット等でカウントを重ねるものの11時までメインパターンの巻きで全く反応が無い展開。土浦エリアまで北上し人の多さに愕然としました。

　キッカーパターンの巻きや抑えのブッシュも反応が無く、思ったスポットにも中々タイミングを見て入れない状況だったのでバックアップのプランに移行。土浦から石積みをネコリグをメインに撃ちながら下っていき、大山〜古渡エリアでリミットメイクして初日は5本2648gで7位スタート。

　DAY2

 2日目は周り方を変えて、1箇所寄り道した後は早い時間帯に一気に西浦〜土浦エリアへ。初日でかなり魚が尽きてしまったのか、12時の段階でネコリグでキャッチした1本のみ。

　巻きのパターンの雰囲気も無く、強風、晴れの天候も重なり中々タフな展開。エリアへの見切りも遅く今期最低な1日だった。

　結果2日目は1本のみで590gで10位までランクダウン。

　DAY3

 4ー5キロ釣ればまだまだ逆転優勝もある展開の10位からスタートの最終日。

　最終日は、強風下の風下エリアを釣るという思い切ったプランを取ることを決めていました。

　というのも、初日からチェックしていた得意な古渡〜大山ラインに3日間ほぼ選手が風下になる予報だった為全くプレッシャーが掛かっていない状況だったんですね。自分が叩くスポットも予選2日間はセーブしている場所もあったので、風が強くなる帰りは荒れるもののバスキャット　クーガーFTDの走破性を最大限に活かした戦略を考えました。

　スタートしてみると、予想していたスポットにまだ雰囲気はあり5g　3.5ドライブビーバーのリーダーレスダウンショットとネコリグをメインに責めてビッグが入れれなかったのが心残りでしたが3本1700gちょっとで単日4位。総合7位までなんとか挽回できた最終日でした。

　　優勝はコバさん!コバさんらしい、ビッグウエイトでの捲りの優勝でした。おめでとう御座いました。

使用タックル

◎バスボート　バスキャット　クーガーFTD  PRO XS 250  

◎スピナーベイト用

ロッド　TSC66M

リール　メタニウムMGL シャローエディション　ノーマルギア

ライン　FCスナイパー12ポンド

ルアー　スティーズスピナーベイト11グラム

◎    リーダーレスダウンショット

ロッド　TSC69MH–ST

リール　メタニウムMGL シャローエディションXG

ライン　FCスナイパーAZAYAKA 16ポンド

ルアー　5グラム　リーダーレスダウンショット　3.5ドライブビーバー

◎ ネコリグ用

ロッド　6.6ft L

リール　アルデバランBFS XG

ライン　FCスナイパーAZAYAKA 8ポンド

ルアー　スマイルワームマミー　1.3g、1.8gネコリグ