WBS JAPAN OPEN TOURNAMENT SDG Marine CUP が10月17日、18日に開催されました。
今回のWBSオープン 参加選手のメンツも非常に豪華な選手が集い、菊元プロ、沢村プロを始めにトーナメント団体の垣根を越えてWBSとTOP50から、九州時代から昔から雑誌で拝見させて頂いていたレジェンドな選手方々44チームの2日間 総重量でのトーナメントです。
今シーズンのトーナメント活動においてはTOP50シーズンが中止となり、トーナメントプロとしてはパフォーマンスの場を失った部分もあったので非常に高いモチベーションで臨むことが出来ました。もちろん、豪華メンツもモチベーションアップです。
結果から言うと、初日5本6800グラム、2日目600グラムをウエインし、合計7400グラムで優勝出来ました。
湖のコンディションは、試合当日と試合前1週間ほどで一気に水温は3度ほど低下し、増水状態から水位も下がって行くという非常に難しい難解なコンディションでした。秋雨特有の、非常に気難しい霞水系でした。
山梨から茨城の霞水系に拠点を移して4年目ですが毎年西浦や東浦に秋通って見つけていた、湖のボディウォーターを回遊する群れがブレイクや浚渫にコンタクトして、ディープクランクやシャッド、スピナーベイトのスローロールで釣るパターンが今回のメインパターン。
ディープクランクで狙うレンジは、水深2〜5メートルに絡むブレイクだったり、沖にある小規模なハンプだったりと、沖を回遊する群れがエサを食べやすいようなロケーション全てといった感じです。
泳ぐスピードが、雨等の天候だとかなり回遊の足が早くなってしまうのでガーミンの今年の春のバージョンアップから使える様になったパースペクティブモードでポイントにバスの群れの有無を確認し、居なければ、早めに移動を繰り返してタイミングを合わせて行く戦略でした。ライブスコープの良さでもあるリアルタイムに、バスの泳いでいる方向が分かる事も非常にアプローチの判断のキーになりました。
完全に高速ランガンの判断のキーに、パースペクティブモードがなってくれました。
・ハーツマリン パースペクティブ解説ブログ
使っていくディープクランクは、DT10、DT14、ビックC等を主軸に(水温低下が原因で大会時はこちらのモデルがメインとなりました)、浅めのレンジ担当の水深50センチ〜水深2メートル弱のスポットにはジャッカルのプロトシャッドという展開でした。
北浦〜中下流、霞本湖と満遍なくイージーではないものの釣れたのですが、サイズが選べない印象で最もストロングパターンだったのが西浦、東浦を主体とした霞本湖のシャローとディープ両極端なカバーとディープクランク、シャッドのパターン。
ハマる日とハマらない日のムラはあるものの、パターンに合わせれればブリブリに太った個体ばかりが釣れて、5キロ以上はしっかり狙えるパターンです。
試合の2日間は、もちろん爆発力のある西浦、東浦のパターンに焦点を当ててやってみるプランでスタート。
DAY1
初日は、イナっ子、ワカサギが接岸しているエリアのブレイクでスピナーベイト、プロトシャッドで1800、700グラムを朝からキャッチ。パートナーの方が、朝スピナベでビッグフィッシュを釣ってくれて楽な展開でした。
その後はプロトシャッドのパターンをベースに追加しながら、ディープクランク(DT10)でキッカーとなる1900グラムとキロフィッシュを追加。後半にプロトシャッドで更にキロフィッシュを追加して6本キャッチ。
初日は、5本 約6800グラムで初日は1位通過。
DAY2
2日目は、曇り予報が朝一以降まさかの早々の晴天無風・・・・
無風の時間帯は、一旦頭をリセットして走り回りながら風のある時間帯を探したり、杭や水深のあるカバーを撃ったりしますが、完全に空振りお手上げ状態。本当、その瞬間にあったパターン以外は反応がない展開で中盤は本当辛かった。
後半になり、一瞬風が西浦に吹き込んで、曇るタイミングが来て走り回って1本プロトシャッドで600グラムをキャッチして結局2日目はその1本のみでタイムアップ。沖からブレイクや浚渫に回遊してくるパターンには、厳しい2日目でした。
ともあれ、プロトシャッドとグロリアスXC 166L-G/BFSが今回状況に激ハマりしてくれて、タフなコンディションの中2日間で4本キャッチっと大活躍してくれて助かりました。
結果は、初日の貯金が効いて7300gで優勝でした。
2日目トップウエイトの、蛯原さん、盛三さんペアにはヒヤヒヤしました。涙
今回の立役者は、ディープクランク、プロトシャッドに加えて、
今年の春リリースとなったポイズングロリアスXC 166L/BFS のタックルセッティング。
今回浅いレンジでプロトシャッドを使用してキャッチした、全てが口の外への外掛かり状態で非常にシビアな状況(口を閉じてアタックしている、反応スピードが追い付いて無い感じ)の中掛かった魚は全てキャッチする事が出来ました。
グラスティップ採用のグロリアスXCでも掛からないバイトも何度かありましたが、チャンスタイムにはしっかり全てのチャンスを演出してくれました。もちろんチューブラーのロッドでも魚は釣れますが、本当釣りは奥深いです。
春、秋の水温が下がるコンディション下での巻物はグラス必須ですね・・・
今回、参加するにあたりお誘い頂いた柏木社長はじめ、SDG-Marine様、WBS運営スタッフ方々、参加選手の皆様、スポンサー各社様 2日間有難うございました。
動画でもパターン解説しておりますので、下記リンクよりご覧下さい。
・IGTV動画解説リンク
次のトーナメントは、11月末のバスプロ選手権で今年のトーナメントが終了となります。応援頂いた皆様、有難うございました。
・プロトシャッドタックル
ロッド ポイズングロリアス166L-G/BFS
リール アルデバランBFS
ライン レッドスプール8ポンド
・ディープクランクタックル
ロッド 製品化されなかったプロトグラス 166ML
リール カルカッタコンクエスト100
ライン レッドスプール12ポンド
ルアー DT10,DT14
・使用ボート
バスキャット カラカル
マーキュリー Pro XS225
・魚探
フロント GPS MAP 8410
ライブスコープ用 GPS MAP 1222Touch
コンソール GPS MAP 8412 ×2
・エレキ
ガーミンフォース 50インチ