早野剛史 オフィシャルブログ

Category バスボート

バスキャット カラカル インプレ×インプレ動画② Bass Cat Boats Caracal

2020-05-17 09:32:00

さて、2部構成ブログの後半です。

動画も併せて、チェックして頂ければほぼ特徴は感じて頂けるかなと。動画リンクは、ブログのラストにて。

後半は、装備品の詳細を解説しつつ、ラストはYoutube動画でもご紹介しておりますので動画の方が見たいという方は動画でもチェックしてみてください。

〇エンジン

装着されているエンジンは、マーキュリープロXS 225 DTS

※DTSは、デジタルスロットルシステムの略でシフトレバーでのスロットルとフットスロットルの切り替えがボタン1つで出来るという画期的なシステムです。

具体的には、湖が荒れてない中での長距離走行や流入河川で長距離アイドリングで走行するとき、魚探を掛ける際等長時間アイドリングする際はシフトレバーでのスロットルに切り替える事で足を使わないので疲れが軽減できるというメリットがあります。

荒れた状態では、個人差もあるかと思いますがフットアクセルの方がアクセルワークの調整がし易いので、フットアクセルへ切り替えて使用しています。DTSは一回使うと、病みつきの画期的なシステムです。

〇エレキ

今シーズンよりガーミンフォースを導入

エレキの修理屋さんと相談の上、試験的に今シーズンよりガーミンフォースを導入。エレキに関しましては、㈱G-Fishing様との契約ではなくエレキの修理屋さんとの契約となっておりますので、細かいアフターのメンテナンスや予備パーツ、トラブルシューティングまで対策して頂けるので安心してトーナメントやガイドで活動できている次第です。

ガーミンフォースを導入した一番の理由としては、霞ヶ浦のマッディシャローをメインフィールドとしている自分としては、フリッピングやピッチングでの距離感ではエレキのプレッシャーは常に付いてくる問題です。

そのエレキのプレッシャーに関しては、今回のフォースのエレキがブラシレスになった事により圧倒的にエレキの音、ノイズが減ったことにより魚へ与えるプレッシャーが減ると考えた為です。スピードが速かったり、バッテリーの持ちが良かったり等他のメリットもありますが個人的な一番の理由は前記した内容となります。

〇魚探

コンソール

GPS-MAP8412 2台

フラッグシップモデルのGPS-MAP8410シリーズでネットワークを組ませて頂いております。

フロント

GPS-MAP8410

・GPS-MAP1222 Touch ライブスコープ、ライブスコープ パースペクティブ用

今シーズン、魚探界に突然やってきたパースペクティブモード… 水面際までシャローを映すことが可能なので、霞水系はこちらもモードをメインに使用。

魚探に関しては、コンソールではチャート、2D,クリアビュー用でGPS-MAP8412を1台。

サイドイメージ、サイドライブスコープ用でGPS-MAP8412を1台というハイスペックな機能をフルで組み合わせた仕様となっております。8410シリーズは、ネットワークと挿せる振動子の種類も多い為、フィールドや見たいものによって振動子の種類、GT-52HWやGT-41 といった振動子を切り替える事で様々なフィールドにより高い精度で対応しています。

あまり使われていないGT-41ですが、260khzという強い低周波を使いアシ際ぎりぎりのシャローや長距離を映す事が得意な振動子。 琵琶湖や桧原湖等フラットエリアのある湖では左右50~70Mの設定でもベイトやウィードの映え具合をチェック可能。

フロントは、チャート、2D用としてコンソールとネットワークで繋いだGPS-MAP8410と、ライブスコープ用のGPS-MAP1222touchという組み合わせです。

〇バスキャット用ハーツマリンオリジナルパーツ

バスキャット乗りなら、皆が悩む魚探の配線。そんな痒い所に手が届くのがハーツマリンクォリティーで、魚探の配線を船内に引き込む際に通らせる配線パネルがハーツマリンオリジナルのパーツです。

本来だと、船体に新しい穴を空けないと今の時代の大量の魚探の配線は通せないのですが、このオリジナルのパネルがあると現段階で

・ライブスコープ×2

・GT-54

・ガーミンフォース電源コード

・フォース ペダル電源コード

・魚探 GPS-MAP1222touch 電源コード、ネットワークケーブル

以上の量の配線は、通る感じとなっています。見栄えも良いしトラブルの際も、配線がすっきりしている事で早く対処できるので非常に気に入っているパーツでもありますね。

バスキャット乗りなら一目で分かる画期的アイテム。魚探の配線に注目です。




ハーツマリン春木さんが、クーガーFTDに乗っていた時に作ってくれた配線が大量に通る様に作成してくれたオリジナルパーツ。純正は1か所穴が空いてるだけなんですよね。

以上が、インプレとボートのセッティング内容となります。




また、これらのボートのセッティングや魚探、エレキの特徴。デメリット、メリットは全て

SDG-Marine様

ハーツマリン様

エレキの修理屋さん 様

G-Fishing様

各スポンサー様にもフィードバックしている為、安心して相談してみてください。

今回のインプレは、ブログだけでは無く動画も連動してアップしております。

ストレージデザインは、動画よりご覧下さい。

以下URLリンク、または下記動画リンクより動画でのインプレはご覧ください。

ブログだけでは、全貌が見えないし、動画だけでは言葉足らずな部分があるのでブログと動画共に見て頂けると細かいセッティングまで見えてくるかなと思います。

バスキャットカラカルYOUTUBE

https://youtu.be/ksIs8cmFbGg






カテゴリー: バスボート

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桧原湖〇
         

バスキャット カラカル インプレ×インプレ動画① Bass Cat Boats Caracal

2020-05-16 00:14:00

今シーズンよりSDG-Marine様と契約後使用させている、バスキャットボートのカラカルというモデルのインプレをアップしたいと思います。

中々の文章量となる為、ブログは2部に分けさせて頂き更新します。

動画に関しては、2部をアップした際に合わせてアップさせて頂きます。




今シーズンより新たな相棒となったバスキャット カラカル

      ◇ボートに関するスポンサーメーカー様◇

ボート、エンジン、魚探架台、パワーポール→SDG-Marine様

エレキ、エレキメンテナンス→エレキの修理屋さん様

ボートセッティング、ボートメンテナンス→ハーツマリン様

魚探→㈱G-Fishing様

ボートに関しましては、上記スポンサー様のご協力で今シーズントーナメントを戦わせて頂いております。






さて、ではインプレに入っていきましょう。

SDG-Marine様と契約前まで、ハーツマリンで購入させていただき乗っていたバスキャットクーガーFTDとの比較も踏まえてインプレしたいと思います。




前半はバスキャット カラカルにフォーカスを当ててインプレしていきましょう。




とそのまえに、カラカル、クーガー、プーマ?何やねん…っと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、トヨタにカローラ、クラウン、レクサスとシリーズがあるように、バスキャットボートというボート会社の中のモデルが、カラカル、クーガー等といったモデル名という位置づけです。

モデルの名前が、ネコ科の名前が付いているのが特徴ですが、会社名がBass Cat Boatsなのでそういう事です。




さてまずは、

〇カラカルのボート仕様とテストランの内容から

多少、Maxスピード走行を維持するにはコツがいりますが慣れれば110キロオーバーで走行可能です。







































バスキャット カラカル仕様、装備、テストラン結果
全長 19.8ft
全幅 96インチ
船体重量 1725ポンド
ガソリンタンク容量 約155リットル
コンソール シングル
装着エンジン マーキュリー プロ XS 225馬力 DTS
テストラン MAXスピード※2月霞ヶ浦、ガソリン満タン時 114キロ ※タンク位置シート下タイプ
仕様ペラ フューリー 23P

〇装備品

・パワーポール ブレード8ft

・ガーミンフォース 50インチ

・ボブスマニュアルジャックプレート

・パワーステアリング

・フロントデッキパッド







〇ボート全幅(ビーム幅)の違いは?

21ft未満の19ft前後のバスキャットボートの、特徴の流れから言うと、ボートの全幅が94インチのナロービームのモデルとボートの全幅が96インチのワードビームの特性を持ったボートに分かれます。




具体的には

全幅94インチモデルジャガー(94インチ+)、エイラ、プーマFTD、クーガーFTD

全幅96インチモデルカラカル、リンクス




といった、モデルによっての全幅の特徴が違います。

ドローンで上空から、真上から撮影すると如何にワイドビームか分かります。 それでも十分なソフトな走り心地と走破性を兼ね備えておりバスキャットのハル形状はしっかり引き継いでいる。 ビッグレイクでやりたいけど、静止安定性も欲しいという方の期待に応えるここ数年のバスキャットボートでのNEWトレンドの96インチシリーズのカラカルとリンクスです。

カラカルは後者の、96インチモデルに当たるのですが、94インチモデルと比較してみると

試合のプラクティスや試合では、フロントデッキに12本ほど並べても十分な足の踏み場スペースが確保できるのもワイドデッキのモデルのメリット。

・デッキがワイドな為、デッキ有効スペースが広く足の踏み場も十分確保できる。

・静止安定性と釣りしている際の、横揺れ等の安定性が格段に向上。

・沖での荒れた中でのエレキのキャビテーションが減り、荒れた中でもある程度釣りが安定して可能。

・流す釣りをしていても、ボートが風に流され過ぎない。ボート後方(通称 ケツ)が流されずらい。




というのが、以前乗っていたクーガーFTDという94インチモデルとの違いです。




その反面

・十分荒れた中でも走行可能(ハル形状は酷似している為)だが、トップスピードへの伸びや高速走行性能は94インチモデルの方が〇。

・シャローやサイトしている時の、操船時のエレキを操作したときのクイック感は94インチモデルの方が〇。クーガーFTDが20.6ftあるものの、19ft感覚で釣り出来ていたのも非常に気に入っていた点の一つでした。




ボート全幅に関しては、このような印象です。




クーガーFTDに3年、カラカルに2か月程乗りましたが、メインレイクが霞ヶ浦で、釣りのスタイルがシャローマンに寄っているので、クーガーのスピード、走破性、エレキ操船時の取り回しの良さも捨て難い反面

カラカルは琵琶湖の荒れた沖や、霞ヶ浦の浚渫の強風下でもボートをある程度安定させて釣りが可能というのも非常に魅力的です。

※ガソリンタンクの位置でも、フィーリングは変わるかと思います。私が乗っているのはシート下タイプです。

先日3月末に琵琶湖に寄った際も、荒れた琵琶湖南湖で疲れる事なく釣りのやすさを体感できるパフォーマンスを感じれました。

こういった議論は、どのフィールドをメインにするか?全国回るのか?釣りのスタイル?等で答えの無いもので、どっちが良いという事ではないので是非自分に合ったモデルの参考になれば幸いです。




第1部は、このあたりで後日に第2部を動画と併せてアップ致します。

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バスキャット エンジン載せ替え

2019-06-17 11:03:00

先週はバスキャット リニューアルweek!

今のバスキャット クーガーFTDに乗り換えてから、一緒に頑張ってくれていたエンジンSHOとお別れ。

まだまだ、エンジン自体は元気でしたが今シーズンの後半はバスボートの使用頻度も多忙を極めるので昨年のオフシーズンからハーツマリンの春木社長と載せ替えを検討していました。


茨城に引っ越したタイミングから一緒に頑張ってくれたSHO

ハーツマリン 春木さんと一緒に載せ替え作業させて頂きながら、新しいエンジンの勉強もさせて貰いました。

新しいエンジンは、スズキ DF275S

燃費の良さに加えて、バスプロにとって自己負担となるバスボートとエンジン。

毎日の様にガイドや取材、試合で酷使するエンジンに関しては、必ず数年に一度買い替えのタイミングが来る消耗品でもあります。

細かいトラブルで、修理に数万円に加えて、ガイド、取材も数日営業出来なくなったりする事もあるので心機一転トラブルレスなメーカーへ載せ替えに至りました。



エンジンの自重こそ、前エンジンより約30キロ重くなるもののガソリン満タン、春木さんと二人乗船の条件で115キロはマーク。

トップはもう少し伸ばしたい気持ちはあるものの、最高速を出すのは9月に開催される霞水系の試合くらいなので後2ヶ月で色々試したいと思います。

載せ替え、試走からのセッティングに至るまで迅速に対応して頂いたハーツマリン様有難う御座いました。








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