ハードベイトとFC SNIPER BMS AZAYAKA
今シーズンよりサンライン様とライン契約すると共に、数種類あるフロロカーボンの中でも私がメインで活動している利根川、霞水系や房総リザーバーでメインラインとなってくれそうなラインがFCスナイパー BMS AZAYAKA。(以下 AZAYAKA)
もちろん、契約以前にも商品の存在は知っていましたし、使いたい商品の一つでもありました。
ラインが、目視しやすい事で微妙なラインの挙動、変化でバイトを捉えやすく、餌釣りでいう「ウキ」の役割を担ってくれるのが、このラインの特徴かと思います。個人的には、ワームフィッシングにメリットを感じている方が多い印象です。
他にも、ルアーのトレースコースを目視しやすかったりと色々なメリットがありますが、春のハードベイトゲームにおいて最も期待していたのが「レンジコントロール力」の向上です。
そもそも、春のハードベイトゲームで狙う魚を幾つかのパターンに分けるとすると
①フィーディング状態にある魚を釣っていくケース
②杭、ドック等縦ストラクチャーにサスペンドしている個体を狙うケース
③水深による水温差に浮く個体をハードプラグのレンジコントロールで狙うケース
等、狙う魚のコンディションも数パターンに分かれる事も多々あります。
中でも、③の気温上昇や水温差で浮く個体は、
・ステイン〜濁り気味の水質の浅い皿池状の野池
・牛久沼、印旛沼、霞水系の様なマッディシャロー
等、光が深い水深まで透過しないフィールドでは、春先に出来る浅いサーモクラインに魚が浮かれると浅めのレンジコントロールが必要になるケースが多く、クランクやミノー、スピナーベイト等 浅い水深を引いてこれるルアーがマッチするケースが多いのですが、そういった「浅い水深でのレンジコントロール力」が圧倒的に把握しやすくなる事に今年の春はAZAYAKA期待しています。
フィールドの特性上、あまりロングキャストしない事が多いので余計メリットを感じています。
当日の当たりの水深が、ルアーが見える水深などで有ればラインのカラーも関係ありませんが、常に濁り気味のフィールドでは浅めの水深もルアーの目視は難しく貴重な情報の一つです。
ちなみに、AZAYAKAのラインの配色は
◎カラーの区間(ピンク、グリーン、オレンジ)が約45センチ
透明の区間が約70センチ
の2パターンの繰り返しとなっており、それを踏まえてクランクをロッドの位置やラインの太さで当日のレンジ感に合わせて行ければその時の答えに辿り着くのが早くなると期待しています。
ラインは、今はまだ2月なのでオールマイティーさを求めて12ポンドを巻きましたが、3月、4月と春が深まり水温がそれなりに上がると16ポンド、18ポンド、20ポンドと太めのラインでルアーを潜らせないセッティングも、マッディーシャローでは有効なのでラインの太さも色々試して見て下さいね。
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