早野剛史 オフィシャルブログ

Archive 2025-01

OVERTEXと新FCスナイパー

2025-01-20 12:18:44

先週末はスポンサーのラインメーカー『サンライン』のお仕事で釣りフェスへ出席して来ました。

初めてのサンライン 釣りフェスのお仕事でしたが、「釣り糸」にも多くの関心を持って頂いているアングラーがいる事に気づけたイベントでした。

サンラインブースでは、2025年にしなやかさ、使いやすさが特徴の定番ライン『FCスナイパー』のリニューアルと新商品『OVERTEX』のお披露目が横浜釣りフェスの主なお仕事でした。

 

 今回は、テストから関わらせて頂いたOVERTEXについて解説していきたいと思います。

1月17日からお披露目となったOVERTEX

 ◎低伸度フロロカーボンライン シューターをベースとしたマーキングライン『OVERTEX』

 

 サインライン2025年目玉商品の一つがOVERTEXです。

 

 サンラインのフラッグシップラインとして長年君臨してきた『シューター』。

 

 私も、霞ヶ浦に拠点を移してよく使うようになったのがシューターで、伸度が低く、感度も良く、根ズレにも非常に強い為様々なルアーにも使うラインです。

一番使用頻度が高いのが14ポンド、16ポンド、18ポンド。特に16ポンドを溺愛してます

 特に多用するのが、カバー撃ちでウッドカバーや倒れているアシにキャストするロケーション等でラインが屈折したり、ストラクチャーを跨ぐ様なアプローチでも僅かなバイトも超低進度の特徴がバイトをラインがアングラーに伝えてくれる為、使用頻度が非常に高いラインの1つでした。ロッドの感度で無く、ラインによっても感度が変わる事を教えてくれたラインがシューターでした。

 

プラズマライズが処理される事で、しなやかさが従来のシューターよりもUP。シェイクする釣りやハードベイト等しなやかさを求める釣りへの対応力が上がったのも特徴。

 

お気に入りのシューター16ポンドでのカバーフィッシング。個人的にカバーでは16か18ポンドがお気に入り。

 シューターの特徴でもある「低進度」「高感度」「根擦れの強さ」の特徴を継承しつつ、1メートル間隔で主張しすぎないカラーのイエローグリーンを配色。5メートル毎にオレンジ、10メートル毎にレッドのカラーパターンのマーキングになります。クリアウォーターでも主張しすぎないカラーパターンの為、クリアウォーター〜マッディーウォーターまで幅広い水質で活躍してくれると思います。

 

ラインのカラーパターン画像

 

◎プラズマライズにより、より高品質に

サンラインチームでは、定番の磯用ハリス Vハード。こちらのリニューアルの際に先行してプラズマライズ処理の表面処理が。

 先行して磯用ハリス『Vハード』等に処理されていた、高度な技術でもあるプラズマライズというプラズマを使用した表面処理がされることでライン表面に異なるポリマー層を形成する技術でコーティングと異なり、水に溶け出したりする事無く、ラインの表面強度を長期間保つ事が出来る技術です。それにより、根ズレへの耐久性や結束強度、長期的な初期性能の維持が保たれるそうです。

 ※難しい技術なので、担当社員からテストやイベントの際に目掘り葉掘り聞いた内容をそのまま書いていますw

   シューターよりも更に、低伸度化や強度もUPした事により、より細いラインでもアプローチや様々な釣りにOVERTEXで挑めるはずです。

 

◎糸巻き量の変化でより手に取りやすい価格に

 

 ポンド数によって100M、150M巻での販売のシューターでしたが、フロロ価格高騰時代に合わせて巻き量を80Mで販売。

 

 近距離の撃ち物等は40メートル×2で巻いてもOK。スピニングやロングキャストの釣りにおいては、80メートル巻いて使用出来る巻き量に変更されています。

 

 80メートル巻きにする事で、価格が抑えられており

 ・ 2.5ポンド〜10ポンド 2500円

 ・12ポンド〜18ポンド 3000円

 ・20ポンド〜25ポンド 3500円

 上記の価格がメーカー希望小売価格になっています。発売は、NEW FCスナイパーが3月。OVERTEXが4月発売という事なので、シーズンインのタイミングで興味のある方はぜひ使ってみて下さい♪

ご来場頂いた皆様有難う御座いました。サンライン社員の方々も、みんな楽しそうに仕事していて自分も楽しいイベントになりました。

 

動画では、簡単にFCスナイパーにも触れていますのでぜひチェックして見てください。

◎ サンラインNewラインを解説!

 

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▪️YOUTUBE最新動画

【2025年新製品解説】TEX新作ロッドを解説!

 

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2025年STAUT新機種『TSS67UL』解説!

2025-01-10 19:54:59

今回は、2025年発売となるライトキャロロッド「TSS67UL」について書いていきたいと思います。

まずTEXブランドをスタートさせてはじめての自分自身以外のプロ監修モデルになります。具体的には、桧原湖をメインに活動している澳原プロ監修ライトキャロのコンセプトロッドです。

スモールマウスのゲームでは欠かす事の出来ないライトキャロロッド。



澳原プロは、現在は桧原湖をメインにスモールマウスのイメージが強いアングラーかもしれませんが、以前までTOP50をトレイルしていて、利根川や霞水系のパワーフィッシングも非常に得意なアングラーです。
メインフィールドの桧原湖で開催されているJB桧原湖シリーズでは年間優勝が 2回。JB2シリーズでも年間優勝が3回と桧原湖のレジェンドアングラーの1人としても多くのアングラーからリスペクトされているアングラーです。
 

桧原湖の最終テスト中でのグッドサイズ



そんなレジェンド的アングラーの澳原プロから一緒に仕事をする事になりまずリクエストがあったのが、6.7ftのライトキャロロッドでした。

澳原プロからの要望がまず

・ティップセクションがソリッドティップではなくチューブラーである事。

これが印象的なロッドでした。澳原プロに話を聞くと、「スタンプ」「ウィード」「ロックエリア」と様々なストラクチャーが多い桧原湖で、意図するタイミングやルアーが外れた際の移動距離でバイトを演出したいライトキャロの扱い方のイメージにおいて、『適度に張りのあるチューブラーのティップ』が必要不可欠というのが澳原さんが貫き続けた拘りの一つでした。

コスメもこのTSS67ULに関しては、リールシートもダウンロック仕様に。握った際のフィーリングに拘っての仕様でした。



テストを進めていくと、数多のテストブランクスになるわけですが微妙なタッチ感が無くてボツ・・・

ティップの張りや硬さでボツ・・・・

コスメやブランクスの微妙なフィーリングを長い期間を経てベストなテイストへ



っと言った感じで数多のボツになったサンプルが増えていく中、唯一ボトムへのタッチ感やティップの張りやバランスがOKを頂いたのがTSS67ULの製品版化する事になったブランクスです。

昨年の夏前のテストでは最終サンプルのテストで桧原湖で。

桧原湖ベースのテストになりましたが、ウィードが増えた野尻湖でも非常にウィードエリアでも使いやすいテイストでした。


使用を想定しているリグが、ライトキャロは快適に扱えるのが1.8グラム-3.5グラム程度になります。ライトキャロ以外にも、PEラインを組み合わせて表層のワームゲームや放置系の虫にも非常に使えるロッドになっています。
 

具体的には、春先のPEラインを組み合わせたフォロースティック等の表層I字系の釣りや春ー秋にかけての放置系のニードバグ等の放置系の釣りです。ショートロッドと比較してPEラインの表層や虫系のパターンは糸ふけが出やすいので少し長さのあるロッドの方がフッキングが良くなるケースも多い為ここ数年はTSS67ULを多用していました。
 

2024シーズン春の表層ゲームではTSS67ULがメインでした。オススメはフォロースティック等のマス針かホバストセッティングのI字引き。


この辺りのロッドのコンセプトや使用感やテーパーは、動画でもご紹介している為是非下記リンクからご覧頂けます。

◎【スモールマウス】福島県桧原湖に澳原プロとTSS67ULのロッドテストへ!


年明け1月 2日〜TEXお取扱店様、TEX  WEB SHOPよりご予約がスタートしていますので、是非チェック頂ければ幸いです。

○TEX取扱店一覧リンク

○TSS67UL 製品データ

 ・金額 52000円 税抜
 ・継数 1ピース
 ・重量 91グラム
 ・おすすめルアー 1.8グラム-3.5グラムライトキャロ、表層系ワーム、虫

 

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