2024-10-12 12:44:52
9月13日〜15日に、福島県桧原湖でTOP50第4戦ケイテックCUPが開催されました。
南北に長い桧原湖。スモールマウス主体にラージマウスも生息する天然湖です。 今年の桧原湖は、例年よりも水温も高く試合時で24度前後。真夏の水温も25、26度といった今年だったので夏寄りの水温ながら水位の低下(試合時は毎日10-15センチ前減水)の影響が大きく日に日に沖やディープの魚が増えて行った状況今日変化の中でのトーナメントでした。
例年は夏から減水していく桧原湖ですが、今年は降水量も多くほぼ満水の中での桧原湖ガイドでした。
○ラージをいかに混ぜるか?
公式プラクティスの段階では、イージ−にスモールマウスのキロフィッシュを混ぜれるイメージが湧かなかったのでウエイトのあるラージマウスを如何に狙うかを考えて公式プラクティスの2日間を過ごしました。
今年から、ルールが3本の魚の重さで順位が決まる3本リミット制へのルール改正があった事も大きな戦略を組む上で重要な要素でした。
ラージマウスが確認できたのが、カナダモ系のウィード内を狙うウィードパンチング。試合時は減水でマット化してたので14gと1oz
テキサスのパンチングでマット化してしまったウィードを貫いて狙ってました。
印旛沼で勉強したヘビーテキサスgまさかの桧原湖で活きる展開でした。 後は、大川等のインレット系エリアや馬の首のバンク、ウィードインサイドにチラホラという感じでしたが、1500〜2キロを超える様なラージマウスは少なくて、1キロ未満のラージを狙うならスモールメインで展開した方がリズムが作れて良いなと感じていました。
ウィードパンチングで来た公式プラでのキロラージ。○年間ランキング
第4戦を迎えるにあたり、年間ランキングは3位というポジションだった為攻守のバランスを気にしながら、初日の比率はラージマウス4割、スモール6割。初日の展開やラージマウスの感触次第ではスモールでまとめて最低10位フィッシュ、出来れば5位以内の展開に持っていければ最終戦には年間優勝が手の届く範囲にあるはずという展望で桧原湖戦がスタートしました。
第3戦までの年間ランキング○止まらないトラブルラッシュ・・・・安心のサポート
今回、公式プラクティス初日の朝にトリムのトラブルが起きてエンジンが全く上がらない状態になってしまった。公式プラクティス2日目が終わった後に、SDG
Marineのスタッフが迅速に修理して頂き、安心して試合に臨めました!万全なサポート誠に有難うございます。
トーナメント2日目も、ライブウェルポンプが動かなくなるトラブルが起きましたが当日中に交換頂きました。普段は大丈夫でも、何故かトーナメント時に壊れる事が多いボートパーツ。
茨城から、遠方まで本当に心強いです。

サポート用カーゴを茨城から牽引してサポートに来て頂き安心してトーナメントが出来ました。ありがとうございます!◎DAY 1
朝一は、ボイル、表層エリアからスタートして800-900gまでのスモールで9時までに2500gちょっとまでウエイトUP。9時過ぎからウィード撃ちやサイトエリアを回っていくものの1度ラージのスクールに出会うのみ。風と濁りで見え辛くアプローチミスで終わってしまう。
今回、狙っていたカナダモのウィードエリアも試合中1ozテキサスやリーダーレスダウンショットで3回ほど撃ちましたが、水深が試合初日で1メートル半ばまだ水深があった事。プラクティスで複数バイトがあった事から、試合時もウィード内にはいたんでしょうが、今回の試合では反応してくれませんでした。
結果、合間にダウンショットで釣った900gクラスの2本を朝の魚と入れ替えて初日は2550g程度で15位スタート。全体的に想像よりも釣れていた初日に愕然としました。

○DAY2
2日目は、初日のボイルエリアよりもダウンショットで釣っていたスタンプ、立木エリアの方が900クラスの混ざる率が高かった事から回る順番を変えて順位UPを狙う展開。
この判断が、2日目を苦しませる事に。
2日目に、ポイントに到着してダウンショットでアプローチしていく愕然。全ての魚が、バイトしないまたはアプローチすると逃げていく状態に変わっていました。辛うじて10gヘビダンで700グラムが釣れてくれたのみ。
結局この後に、各エリアをタイミング変えたりしながら回るもののことごとくバイトを引き出せない状態が続きリミットメイク出来たのも11時頃とかなり苦しい展開でした。
内訳が700g、720g、600gと絶望的な状態。
そんな中、ラスト30分程度でキロフィッシュが立木のホバストで入ってくれて何とか2400gまでウエイトアップしてタイムアップ。
予選は、21位まで順位を下げてしまい最終日へ。
久しぶりに吐きそうになりながら試合してました。汗○DAY3
最終日は、21位からスタートするものの2700g前後釣れば10位辺りまでは捲れるはずという事で最終日は
・朝は、ボイル、表層で900前後狙い
・朝一以降は、天候次第でボイル系を混ぜながら立木系の魚をメイン
上記の狙いで900g前後の魚でまとめる展開を狙いました。
今回ボイル撃ちのルアー達。上から瀕死リグ、ジョーダン、ジャスティーン。 開始してボイルスポットでボイルはあるもののプレッシャーからか私が投げるプラグ系に反応する状況では無くなってしまってました。
プリプラでも同じ状況になった事があったので、練習時に効果的だった「瀕死リグ」を試してみると瞬く間に900gも1本混じってリミットメイク。
9時半に立木でも1本、950gが立木エリアでのラストエース45で入って、後1本600gを入れ替えればというところまで到達。そこからが、非常にしんどい内容でグッドサイズを掛けてもボート際やファイト中にバレてしまう展開で結局600gの魚を入れ替えれずにタイムアップ。
最終日は、激しい雷雨の為13時帰着が30分ほど早まり帰着。
正直この時、年間優勝が遠のいた感覚と気持ちで強く久しぶりに魂が体から抜けかけました。w
グッドサイズ3本が揃えれなかった・・・それぞれドラマはあったと思うけど過酷すぎる最終日でした。
19位で終わったものの、年間は5位で踏みとどまりトップとも9ポイント差。間に強者はいるものの可能性は0ではないので今しっかり出来る準備をして最終戦を迎えたいと思います。
2度目のAOYの可能性が遠いたが、まだ可能性が0ではない。◎ベストオブタックル
今回のベストオブタックルは、桧原湖、野尻湖スモールスティック!っといっても過言ではないでしょう!
「TSS511XUL-ST」
発売後、即完売して再生産したモデルです。ホバスト、マイクロホバスト、極小ワームのネコリグやサイト、ダウンショットをカバーしてくれる1本です。
今回は、プロトモデル合わせて4本積んだくらいリカバリーできるリグや状況が多い1本です。
PEでのマイクロホバストに2本。ダウンショットで2本というメイン中のメインの布陣でした。 マイクロホバストにも、しっかりベリーで立木周りやストラクチャー周りから引き離してくれるので個人的に大好きなロッドです。

マイクロホバストの具は、ラストエース45とフラッシュJ1インチがメインでした。 最後は、ちょっと宣伝チックになってしまいましたが是非チェック頂ければ幸いです!
◎TEX
HP
TSS511XUL-ST商品ページ
◎動画でも解説していますので、動画の方がという方はチェックよろしくお願い致します。
◎使用ボート
バスキャット プーマSTS
マーキュリーPROXS250馬力

◎使用魚探
GPS MAP 8412XSV
GPS MAP 1222
◎使用タックル
○ジョーダン用
ロッド TSS64L-ST
リール ヴァンキッシュ2500HGS
ライン PE EGI ULT HS4 0.4号 Vハード1.25号
○マイクロホバスト、ダウンショット用
ロッド TSS511XUL-ST
リール ヴァンキッシュ2500S
ライン PE EGI ULT HS8 0.3号 Vハード1号
ダウンショット用 FCスナイパー2.5ポンド、3ポンド
○瀕死リグ用
ロッド TSS62UL +-ST
リール ヴァンキッシュ2500HGS
ライン PE EGI ULT HS4 0.4号 Vハード1.25号
ルアー リビングフィッシュ3インチ
○ジャスティーン用
ロッド TSC67M-ST
リール メタニウムMGL HG
ライン FCスナイパー14ポンド
徐々に、気候的にも暑さがひと段落してきて過ごしやすい季節になって来る9月以降♪徐々にハードベイトでも釣りやすくなってくるタイミングでもあります。気軽にお問い合わせください♪
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