スモールマウスレイクでのガーミン魚探セッティング
夏の野尻湖ガイドと先週末行われたTOP50トーナメントの行われた桧原湖。
日本における2大スモールマウスレイクで有効なセッティングや振動子の使い分け等を見出してきたので今回はその内容をご紹介したいと思います。
まずはバスボートに使用しているモニターですが、コンソールにGPSMAP8412×2台。コンソールとフロントで使用しているGPSMAP8410の8400シリーズは、斜めからでも見やすいIPSパネル使用、高解像度、ネットワーク機能の互換性に優れている点、デュアルコアCPU搭載で1画面で多くの機能を使用してもスムーズに作動してくれます。
また、LVS-12(ライトライブスコープ)もモニターにダイレクトに振動子を接続することで使用することが出来るのが8400シリーズの特徴。
※シーズンイン前にもご紹介したので重複しますが…
フロントでは、GPSMAP8410とGPSMAP1222をライブスコープ用のモニターとして使用するセッティングです。
実際スモールマウスレイクでは、フロントで使用しているGPSMAP8410では
・チャート
・2D(フロント真下)
・サイドイメージ(GT41orGT52) or リアライブスコープ
の3つの情報を映し出して、シューティングしている魚がどっちに泳いで逃げていったか?や水中の情報を得るようにしています。
肝心の、振動子の使い分けですがサイドイメージ用がメインに使用しているGT-52HW。そして、霞水系の浅い場所用とスモール用で使えるかもと装着していたのがGT-41でした。
下側のグレーの振動子がGT-41
今現在、バスボート、レンタルボート用の市場でメインに販売されているのがGT-52HWもしくはGT54-UHD。
GT-41はGT52HWと比較して、強い出力で電波を飛ばすことが出来るので遠距離のベイトフィッシュやスモールの把握に秀でているのが特徴です。
GT-52HWでは、455khzと800khzの周波数を使い分ける事が出来て、455khzをメインに使用し遠距離を写す必要がないフィールドではストラクチャー等を写すのがこちらの振動子の方が得意なのでGT-52HWがメインとなります。
GT-41は、周波数を260khz、455khzのどちらかを選択出来ます。
GT-41では主に、出力の強い260khzをメインに使用。50メートル横のベイトやスモールのポジションも楽に把握することが出来るので、日替わりスモールの状態を短時間で把握する事に優れている振動子と言えます。
実際使用した印象としては、GT-52HWでは、レンジやサイドイメージの幅を広げすぎると遠距離が写りづらいのに対して
GT-41では、水深10メートルオーバーでも50メートルくらいは楽勝で、プロによっては左右100メートルの設定で使用しているプロもいるくらいです。それくらい、遠距離のベイトを見るのがが得意なのがGT-41です。
動画は、同じサイドイメージのビーム幅でないのが残念ですが上がGT-52HW、下がGT-41の動画。
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このサイドイメージの使い分けに、リアのライブスコープを使用してサイドイメージでは把握しきれないスモールの浮き具合やドシャローのスモールまでチェックしてアシストするシステムが今期のスモールマウスレイクでのセッティングでした。
という訳で、簡単にではありますが今期悪戦苦闘しながら至った魚探のセッティングでした。1シーズン突き詰めるにあたりご協力頂いた、㈱G-FISHING様、ハーツマリン様、ハーツファインダー様有難うございました。
ハーツマリン、ハーツファインダーでは、これらの情報を全て遠征先等でシェアし、より良いサービス、お客様にご提案を出来る様に日々アップグレードしていますので、気になる方は是非問い合わせてみて下さい。
カテゴリー: 魚探