2020 NEWメタニウムMGL その2 夢屋 MGLⅢシャロースプール
2018年にシマノ社開発とテスト、打ち合わせする中で
より軽量なルアーが投げれて、霞水系や中小規模のため池、河川用に近、中距離フィールド用で
『34ミリで、シャロースプール仕様のスプールが欲しい』
2018年の、1通のメールからこの夢屋スプールの開発がスタートしました。
下が20メタニウム ノーマルスプール
もちろん夢屋スプールもMGLⅢスプールでの、シャロー仕様のスプールです。
◎関東にベストマッチなラインキャパシティ
夢屋スプールのラインポンド数別のラインキャパシティは、8LB100メートル、10ポンド90メートル、12ポンド65メートル。霞水系でもよく使用する14ポンドでも50メートル程巻く事が可能です。
また、下巻きなしで12ポンド、14ポンドでも約50メートル程適度なラインキャパで巻けるので、100メートルのラインだと50×2、150メートルのラインだと50×3といった感じで綺麗に50メートル刻みで使用可能です。それに付け加えて、軽量のルアーまで投げやすくなるので一石二鳥です。
霞水系や、房総リザーバーの場合、キャストの95%フルキャストする事があまりないので非常に、関東のフィールド向けなラインキャパシティでもあります。
もちろん、更に太いラインやロングキャストを必要とするアングラーの方は、純正のままの使用がおすすめです。
◎軽量ルアーのキャスタビリティー向上
夢屋スプールの大きなメリットとして、キャステビリティーの向上が挙げられます。ラインの糸巻き量が減る事で、スプールのパフォーマンスも向上しより軽量なルアーが投げやすくなります。
ノーマルスプールだと、5グラムのテキサスが快適にキャストできるウエイトの限界だとしたら、夢屋スプールだと3.5グラムのテキサス、スモラバは全然快適に投げれるレベルと言えばイメージしやすいかと思います。
私の場合は、20メタニウムでタックルを組む際、撃ち系のタックルは殆ど夢屋スプール仕様になりそうです。
◎アルデバランMGLとの使い分け
リールがコンパクトになり、夢屋スプールもオプションで付けられてアルデバランMGLとの使い分けってどうすんの?って思っている方も多いかと思います。
使い分けの基準としては、20メタニウム 夢屋仕様とアルデバランMGLとの決定的な仕様の違いとしては
・20メタニウム MGLⅢスプール 34ミリスプール 自重175グラム
・アルデバランMGL MGLスプール 32ミリスプール 自重135グラム
っと、糸巻き量は同じでも縮まらない、スプールの種類、スプール経と自重の違いが有ります。そうなってくると、アルデバランの方がよりベイトフィネスに寄ったポジションであると共に、アルデバランMGLの軽さが活きる操作性等で使い分けが出来る事が浮かび上がってきます。。
具体的には、5グラム以下メインでのベイトフィネス寄りのヘビダンやの小型のノーシンカー、小型プラグなどはアルデバランMGL。
3.5グラムクラスも投げれるけれども、近距離メインのフィールドで中量級のルアーまで扱う場合は20メタニウム 夢屋仕様といった使い分けが今後の落としどころかなと考えています。
1つのタックルで10グラム~14グラム程度の中量級のルアーも扱いつつ、軽量のルアーもキャストしたいという方にお勧めしたい夢屋スプールの紹介でした。
霞水系や中小規模の河川、でのオカッパリに関しては、夢屋スプール仕様がメインになるかなと考えています。
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