早野剛史 オフィシャルブログ

2014年を振り返る マスターズ編

2015-01-02 09:26:00

大晦日に福岡から山梨に夕方着き、後画像1枚…っといった所で体力の限界に達し更新が遅くなりましたが、せっかく書いたのでアップしておきたいと思います。


今回はマスターズシリーズについて書いて行きたいと思います。


第1戦  山梨県河口湖


マスターズの開幕戦の試合といえば、3月の河口湖が途中2012年辺りに兵庫県の生野銀山湖が挟まれたくらいで他の年の開幕戦は、僕が山梨に引っ越してきた2008年からは河口湖が開幕戦の試合がほとんどだった。


3月の河口湖と言えば、ウエイン率が10~15パーセント前後で1匹釣れば年間レースに加わる事が出来る鬼門の1試合だ。




公式プラクティスを回った感じでは、完全橋内エリアが多くのバスがミドルレンジでシラウオと呼ばれるシラスの様なローカルベイトとリンクしている状況で2メートル弱潜ってくれるマグスカッド128とライトリグを主軸に試合を展開する事となった。


初日は、マグスカッド128でワンバイト得られたもののフックアップ出来ずその後、終了20分前辺りにミドルレンジのコンタクトポイントに挿してきたキロフィッシュを仕留め何とかウエインすることが出来た。




2日目も、風が吹く前に同じ条件を回っていくものの初日よりも選手が集中してしまい思ったように動けず苦戦。水温が上昇する前に西風が吹いてしまい思ったように魚が動いてくれない状態で2日目のウエインした選手は2人と超が付くタフコンディションの1試合だった。


結果初戦は12位スタート。年間レースを考えれば上々の開幕戦だった。


2戦目  三重県  三瀬谷ダム


過去4年で賞金獲得率80パーセントの相性の良いダムだ。


2013年の試合では、大雨、濁りと水温低下によりかなりのタフな試合だったが「濁りの中のサイトフィッシング」「表層を意識した虫パターン」が炸裂し自分の中では参加選手の中で一番破壊力のあるパターンで展開していったが、プレッシャーによりバイトがかなりシビアな状況でフックアップを中々せず、5位フィニッシュ。


涙目で山梨まで帰った記憶がある。笑


2014年は、ボディウォーター、クリーク共にパターンを見出し試合に臨んだが春の試合2年目ともなると選手も集中してしまい身動きが取れず我慢の2日間が続いた。


結果サイトとブラインドでキーパーをキャッチしていき何とか12位フィニッシュ。


本当の我慢の2日間だった。笑





第3戦 山梨県河口湖


サマーパターン真っ盛りの7月末の河口湖での試合。今年の試合全てですが、TOP50とのスケジュールの兼ね合いでプラクティスには初戦の河口湖以外入れていない。


今回も、メインパターンとしてはミドルレンジの魚を相手にしたかったが公式プラクティスでは思った反応が得られず得意のシャローパターンをメインに展開していった。


初日は、朝から大失速。サイトで遠距離で見つけた「いかにも食いそうな50アップ」をウィードエリアで発見。見つけるのが早かったお蔭でファーストアプローチでスペードジグの14グラム+ビッグダディの1投目にガッツリバイトしてきたもののジャンプ1発でバラシテしまう。。。


その後も50~60クラスが回遊してくるスポットに入りなおしていくものの中々口を使ってくれず苦戦。


結局、ラスト30分くらいにサイトで見えなくなったスポットにブラインドでライトリグを入れていくとスーパーキッカーの300グラムが釣れてくれて何とかウエインできた。


2日目は、初日にミドルレンジのチェックなども行い無駄な時間も有った為、競技時間が短くなることも踏まえ朝のフィーディングのタイミングだけミドルレンジをチェックし「シャローのサイト」と「ウィードのラバージグ」のみで試合を展開した。


朝一何とか、産屋の7メートルの岩でキーパーをキャッチし、シャローをランガン。


シャローも大会2日目となるとバスの姿も薄くなっていたが、初日に釣れなかった2~2.5メートル辺りの見えるか見えないかギリギリのラインに居た50アップを思い出しロングディスタンスでジグ+ビッグダディをサイトしているイメージでアプローチしていくとワンバイト有り2キロ近いバスをキャッチしウエイトアップに成功。



こいつのお蔭で何とか初日の出遅れも取り戻し27位でフィニッシュ。


こうやって3戦まで振り返ると、全くいいところなし。ですが、他の選手が毎試合年間レースから脱落してくサバイバルな試合ばかりでした。


成績は奮わなかったが、タフな試合のお蔭で3戦を終えた時点で年間1位までランクアップ。残るは最終戦の野尻湖のみとなった。


第4戦  長野県野尻湖


この試合も旧吉野川のプラとかぶり、公式プラクティスのみ。公式プラクティスでは、シャローのフィーディング。カメムシの虫パターン。バンクのネコリグやキャロ。フラットそれぞれ浅くチェックしていきあまり決め込まずに初日に挑んだ。



初日は、公式プラクティスで1番バスがキャッチできるだろうと感じた水道局から入るものの風が逆になっており一度リセットし魚探を各エリア掛けながら回っていくとフラットのワンスポットでフィーバー!


あまり前日は「映っていたが食わせずらい」印象だったが、風向きが南になった事で要所要所にベイトもスモールも回遊
してきた。


この判断が功を奏し5バイト3フィッシュで初日は9位スタート。



2日目は、変わらずの南風微風だった為朝一だけ前日のエリアをチェックするという事だけ決めてスタート。


浅いバイトと掛けてもフックアウトしてしまう状況を打破するスキルがなく無念のノーフィッシュ。ミスでリズムがどんどん崩れてしまった今でも鮮明に覚えている悔しいノーフィッシュだった。


がしかし、神様は僕を見捨ててなかったのか?何とか2位の方の怒涛の追い上げを何とか躱して年間1位でフィニッシュできたマスターズシリーズでした。



正直TOP50とのダブルエントリーで中々ガイドする時間も減り、かなり苦しいマスターズシリーズでしたが年々TOP50で磨かれた判断力等がマスターズにも生きてきた年だったと思います。


2015年もマスターズシリーズにはエントリーしました。かなりきつい2015年になるとは思いますが、ローカルトーナメントとマスターズシリーズどちらを選ぶかかなり悩んだがマスターズに決定しました。


やはり毎試合舞台が変わる方が自分が今求めているスキルアップには良い舞台と感じた為です。


2015年も全力でマスターズシリーズへ挑みたいと思います。


次はTOP50シリーズを振り返りたいと思います。






カテゴリー: トーナメント

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